FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

夢羽(ムウ) 

「夢がないと、空を飛ぶことが出来ないの?」
小さな女の子は
今にも泣き出しそうな顔で
そう呟きました
「そうだよ。背中に真っ白い羽根を持つ者は
夢があるからこそ空を飛べるんだ・・・。
だから、自分で夢を持たない限り、一生翼は使えないんだよ。」
黒い布をまとった老人が
静かに答えました
「じゃあ、ムウは?
ムウは一生飛べないの・・・?」
「そんなことはない。夢を持てば、あの子だって・・・
絶対飛べるさ。
ただ・・・あの子は夢や希望を全く知らないんだ。
感情というものを、何一つ知らずに育ったせいでね・・・。
だけど、あの子もきっと夢を持つようになるさ。
たとえ、今は無理でも、
いつか必ず、この空を飛ぶ時がやって来る。
真っ白い翼を羽ばたいて・・・。」
 
そして、あの子は変わるのです
無羽から夢羽へ──
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

ハラメグ

管理人→ハラメグ
思春期に書き溜めた詩集(一部新作)です。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。